箱根 元箱根
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〜黄金の草原〜
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日本人なら誰でも知っている童話「足柄山の金太郎」で有名な、金時山の南山麓に広がる高原が仙石原です。箱根にあっては標高７００ｍ付近と意外に低く、何時も南風が吹く穏やかな土地柄です。
仙石原というと誰もが思い浮かべるのはススキが原の大草原です。
秋になり一斉に穂をつけたススキが陽を浴びると、正に金色の絨毯を敷き詰めた
様で、風になびく金色の草原は、一度見ると忘れることのない感動を与えてくれます。
春には新たな芽吹きを、夏には青々とした草原を、そして秋には金色の大草原が現れます。冬には野焼きが行われ、その後には炭化した高原など、四季折々訪れる人々の目を楽しませてくれます。
そんな仙石原にはススキが原だけでなく、多くの魅力溢れるスポットがあります。
仙石原は元々芦ノ湖だったのだそうですが、それが３０００年ほど前に起こった神山の水蒸気爆発で堰き止められて出来たのだそうです。その為、意外にも仙石原に湿原があるのだそうです。芦ノ湖より流れ出た水は仙石原の下を流れ、その上に湿原が広がります。その一部に箱根湿生花園があります。
下の図はウィキペディアよりコピーした地図ですが、中央火口丘、カルデラ、外輪山から成る箱根の地形がよく解ります。
芦ノ湖の北側に平らに見える部分が仙石原で、ここがカルデラ湖の湖底であったことも想像されます。
芦ノ湖の湖尻からは早川が流れ始め、仙石原を流れます。そして外輪山の間を急峻な渓谷を形成して箱根国立公園の景観を作ります。
また箱根火山には多くの温泉があります。仙石原にも大涌谷と姥子に源泉があり、これを利用して仙石原温泉が運営されています。
仙石原へのアクセス
車で行く
・小田原方面より国道１号線を利用。箱根・宮ノ下から１３８号線(箱根裏街道)で
仙石原へ。
・東名・御殿場ICより１３８号線で仙石原へ。
電車で行く
・新宿駅より小田急ロマンスカーにて箱根湯本駅。箱根登山鉄道にて強羅。
ケーブルカーにて早雲山。ロープウェーにて桃源台。箱根登山バスにて
仙石原へ。
・小田原駅・箱根湯本駅から箱根登山バスで仙石原へ。
高速バスで行く
・新宿駅西口より小田急箱根高速バスで仙石原へ。
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箱根登山ケーブルカー
